清野育成会剣道クラブ

2013年10月09日

第9回「ココロの授業」講演会 2時間目

第9回「ココロの授業」講演会に2時間目は
「幸せな人生の歩み方」 上ジョビの比田井和孝先生です。




比田井先生のお話は何度もきいておりますが、
今日はどんなお話をしてくださるのだろうっと楽しみです。
お隣の席に座った男性の方とお話したら
先生のご出身の佐久からいらしたとこのことファンが多いですねー

最初は木下先生の「幸せの教科書」よりのお話。
ある日木下先生が講演で煮詰まってしまったことがあって
その時に先生に電話でさしあげた言葉が
「大丈夫です」という言葉でした。
その一言に苦しかった自分が救われたというお話でした。
この「大丈夫です」という言葉は
我武者羅応援団の武藤団長がよくつかわれる言葉だそうです。

その人を大丈夫だと

決めつけて

信じきって 応援する



ぐっときました。
私も子どもたちを信じきって応援しているだろうか?
「大丈夫」っといって試験や試合に行くときは送りだすけど
やっぱ心配で
信じきってないのかなーって
そういえば亡くなったおばあちゃんの部屋に
書でかいた「大丈夫」って文字がかざってあったっけっと
思い出しました。
あったかい言葉ですねー


そして次は
「男を磨く束子」の話です。すごく楽しいお話でした。

飛行機の中で読まれた雑誌の中にあった
エッセイの話でした。先生のブログでも紹介されています。


こんな出だしだそうです。

油断したら終わりだ。
男は常に試されているのだ。

「まさか、こんなことに・・・」だの
「そんなつもりは・・・」だの
「もう少し時間があれば」などといった言い訳は通用しない・・・・



筆者が直径21センチの焼き網を探しに
東京下町の合羽橋での出来事を書いたものでした。

一緒にいた麗人と
何件もまわってたどりついた金物屋さんで
フランス人女性の店員さんに
束子の展示会に誘われます。
そして高級束子に一目ぼれ。

相手が麗人だろうが、「惚れたが負け」である。
そして、負け方にも作法-美しい負け方-がある。

何より「負け」を潔く認め、駆け引きは一切しないこと。
負けたくせに「少しでも有利な条件で」などというのは見苦しい。

一目惚れした麗人に
「あのぉ、もし迷惑じゃなかったら・・・お友達からいかがでしょうか?」
なんて男はブレイモノである。

一目惚れしたなら潔く、
「惚れました」
とだけ言えばいい。

潔さとは、値踏みしないこと、退路を断つことである。


麗人に
「えっ、買うの?」
「あのさ、それ、何に使うの?」っと言われたものの


男はその高級な束子4000円を買ってしまいます。

日本の伝統産業の未来がかかっているのだっと
つき合わせてしまったご麗人あんみつをごちそうして
自分はカルピスソーダを我慢して歩いて帰ります。

そしてこのエッセイの最後の言葉。

男は常に、試されている。




最後の言葉がかっけー
面白いお話でした。


このエッセイを書かれたのが
炭焼き職人の原伸介さんという方だそうです。

インターネットで調べてみました。
信州の山中で炭を焼きつつ
「かっこいい大人が増えれば若者は夢を持てる」という持論のもと、
職人・一次産業のかっこよさを若者に伝える活動に命を燃やす。
また、2007年冬「人生初の引きこもり経験」を経て、2008年より
前向きになれずに苦しむ老若男女を笑顔で抱きしめる活動を開始。

本もだされてたくさん講演もされているようです。

「生き方は山が教えてくれました」
「笑顔は無限力」
「山の神さまに喚ばれて 」

また読んでみたいなーと思います。

まだまだお話をお聞きしたかったのですが
時間がきてしまいました。




  


Posted by myu at 08:30Comments(0)
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